IT全盛の今、新聞や雑誌などいわゆる印刷媒体が今後どう変わっていくのか、中には消滅してしまうのではないかと極端な予測をする向きもあるようですが、さあ、どうでしょう。今は確かにインターネットや携帯電話が急速に発達して、人々の目がすべてそちらへ向いているように思えます。しかし、いまだに社会の大多数の人は紙媒体の温かさに愛着を持ち、その情報に信頼を寄せています。グーテンベルク以来数百年の印刷の歴史、あるいはパピルス、木簡も含めた数千年の紙の歴史がそう簡単に途絶えてしまうことはないでしょう。もうしばらくしてIT環境が落ち着いてくれば、印刷も含めた広告媒体すべての住み分けがはっきりしてくると思われます。当社では、将来を見据えてITへの取組みに力を注ぐ一方、印刷媒体広告は今後とも重要な営業の柱のひとつとして、これまで培ってきたノウハウを最大限に活かす企業活動を続けていきたいと考えています。